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MS工法の技術資料/試験データ(1)

Last-modified: 2009-01-15 (木) 20:32:52 (3900d)
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1:塩水噴霧試験*1

  1. 塩害環境下での耐食性を評価する室内促進試験としてもっとも多く利用されている方法で、35℃、相対湿度98%の装置内で5%食塩水を噴霧する試験方法です。
  2. 溶融亜鉛めっき鋼板は塩水噴霧試験530時間で白錆発生が多く、3160時間では全面に赤錆が発生した。
  3. 専用クリヤーで封孔処理した亜鉛・アルミニウム擬合金溶射皮膜は塩水噴霧試験3160時間後も白錆発生が少なく、塩害環境での長期耐食性が期待できます。*2
 
塩水噴霧試験3160時間後
塩水噴霧試験3160時間後
 
  • テストピース:3.2×70×150mmの鋼板に対して、酸洗亜鉛めっきと、MS工法専用粗面形成剤+亜鉛・アルミニウム擬合金常温溶射+MS工法専用封孔処理。

塩水噴霧試験後の自然電位

 
塩水噴霧試験後の自然電位
 
  • サンドブラスト処理鋼板(3.2×70×150mm)に約75μmの金属溶射を行い塩水噴霧試験。
  • 自然電位の測定には照合電極としてAg・AgCl(飽和KCl)を用いた。
  • 粗面形成剤を塗布しても同じ結果であった。
  • 亜鉛・アルミニウム擬合金常温溶射皮膜は、塩水噴霧試験5000時間後も防食電位を保っている。*3

2:キャス試験

過酷な環境下での耐食性を評価する室内促進試験です。*4JIS H 5802-1998(めっきの耐食性試験方法)に準じます。*5

 
試験条件
項目調整時試験中
塩化ナトリウムの濃度 g/l4040~60
塩化第二銅(CuCl2)溶液の濃度 g/l0.205-
pH3.03.0~3.2
圧縮空気圧力 Kgf/cm2-0.7~1.7
噴霧量 ml/80cm2/h-1.0~2.0
空気飽和器温度 ℃-63±2
塩水タンク温度 ℃-50±2
試験槽温度 ℃-50±2
 
キャス試験15日間供試後
MS工法溶融亜鉛めっき
MS工法溶融亜鉛めっき
 
  • テストピース
    • 溶融亜鉛めっき:溶融亜鉛めっき鋼板HDZ55(Zn付着量550g/m2)。
    • MS工法:SIS Sa2.5+MS工法専用粗面形成剤+亜鉛・アルミニウム擬合金常温溶射(最低膜厚70μm)+封孔処理。

3:溶射膜厚の標準偏差データ

試験体:900×900mm  測定箇所:169

 
項目/試験体
最低膜厚(μm)7196138
最高膜厚(μm)147187278
平均膜厚(μm)101139198
標準偏差14.420.430.2
 
電磁誘導式膜厚測定器

<使用計器>
(株)ケット科学研究所社製
電磁誘導式膜厚測定器 LE-300C

 
 
 

 

*1 JIS K 2374-1994
*2 第16回塩害PC橋対策技術討論特別委員会('99.1.29)の資料-8より
*3 米国のSSPC'91セミナー予稿集(P247-257)より
*4 スガ試験機(株)製キャス試験機CASSER-ISO-2型適用
*5 1995年日本建築仕上学会研究発表論文集より

添付ファイル: filemsgen.jpg 372件 [詳細] filemssi04.jpg 334件 [詳細] filemssi03.jpg 339件 [詳細] filemssi02.jpg 316件 [詳細] filemssi01.jpg 384件 [詳細]